さちこわーるど

さちこが世界をサイエンス

脳を活性化させる方法

90歳〜100歳の元気なご高齢の方たちは、決まってみなさんポジティブなんだよね。

健康だからポジティブなのか、ポジティブだから健康なのか

卵とにわとりみたいな話だけど、

 

心理学の分野でも証明されていることだけど、ポジティブな心理状態は仕事の効率もあげ、人間関係も、健康も促すという。

 

脳みそも活性化する。

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逆にネガティブな心を続けていると、例えば鬱っぽくなったり、視野や狭くなり、物事を大きく考えられなくなり、細かいことに固執しがちになる。もちろん作業効率も落ちる。

 

 

人間は、もともと生命の危険から身を守るためにネガティブに物事を捉える脳を発達させていて、それが、ポジティブを感じる脳よりも多く脳の回路が配線されている。

 

だから、ポジティブが癖になっていない人は意識しないとネガティブにいく。

 

私の教授の専攻は認知行動療法なんだけど、人間はそれぞれ物事をどう感じるか、その人らしい偏りを持っている。

 

すべての物事は中立で、それを意味付けているのは自分自身だってこと。

 

なにかを失敗して、それを極度に自分のせいにしたり、他人のせいにしたり、逆にたまたまって思ったり、失敗したから次はできる、勉強になったって思ったり。人それぞれ瞬発的に判断しちゃってる。

 

本当は物事は中立で、それをどう判断するかでネガティブとポジティブが分かれる。

 

簡単にいうと、認知行動療法はその自分の意識の偏りに気づいて良い方向に変えていく心理療法だ。

 

人生を幸せに健康に生きていくには、自分の解釈の問題だということ

意識的に自分に力を与える、心のエネルギー状態を高める解釈をしていくと、だんだんと癖になってより良い心の状態になっていく。

 

まとめ 

あなた自身に力を与える解釈を行っていくことで脳も人生も良くなる!

リタイアメントのその前に考えておきたいこと その1

病気になったり、認知面や身体面が急に衰えるきっかけが”リタイアメント”ということが多いなぁ、と病院や福祉施設で働いてきた私が思う。

 

リタイアした後に楽しもうと思っていた矢先に。。。ってみんな言う。

 

もちろん、リタイアした後も健康に生活している人もいるけど、張り詰めていた凧の糸がプツンと切れちゃうみたいに、ぽっかり生活に穴が空いちゃう人も多い。

 

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生活の大半が仕事のルーティンだったサラリーマンは、仕事がなくなった瞬間に、人生の意味がわからなくなる。

 

仕事の程よい緊張感は体と脳みそ、心の健康に役立っている。

 

私が見てきた90歳〜100歳の元気な男性たちは80歳半ばまで自分の好きな仕事をやっていた人が多いんだよね。

 

 

仕事って人生の大半を占めるから、やっぱり工夫して自分が好きだと思える方向に持っていくこと、大事だと思う。

 

そして、早い段階から、リタイア後に自分でできる好きな仕事(もしくは趣味でもなんでも生活に張りを持たせられるデイリーアクティビティ)を考えていったほうが良いと思う。

 

毎日嫌だと言いながら仕事をして、週末はその疲れを癒すだけに使うっていう典型的な生き方だと、定年後、大変になっちゃうよ。

 

あとは、リタイア後に楽しもうじゃなくて、今バランスよく楽しむことを考えて欲しい。健康と家族や人間関係のバランスもね。

あとでやろうなんて、実際できるかわからないでしょ。できる理由を考えて計画立てて実践して欲しい。

 

まとめ

 

あとで楽しもうじゃなくて、今が最高の1日にできるように考えていく。

自分を最大限に活用するための4つの方法

世の中を見ていると、いろんな能力を持った人がいる。

人それぞれ、各々の特徴があって、各々の強みと弱みを持っている。

 

皆、同じじゃないから、協力しあえるし、新しいイノベーションが起こる。

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一度きりの人生を、最大限に活用するためには、客観的に自分の特徴を知って、

可能性と好奇心とに沿って、挑戦していくということが必要になる。

 

自分を活用して伸ばしていくには、

 

①自分のことを客観的に観察することに加えて、

②主観的な、熱い情熱や信念や執着心と

 

っていう相反する側面を持っていることと

 

③ある一定の期間集中するという、深い探究心

④できない、じゃなくて、どうやればできるか、を考えること

 

 

の4つの要素が必要だと思う。

 

客観的に観察するにはもう一人の自分が上から自分を見ているような感覚で自分を観察すること。そして、自分の今までの経験から強みや弱み、環境やリソース、自分の特徴を分析して、将来の可能性も洗い出す。

 

そして熱い情熱に関しては、自分の心の感覚を大事にしてあげることで生まれる。

”やりたい!”や、”ワクワクする” ”楽しい” っていう心の躍動感や 

“悔しい” ”負けたくない” そういう自分を奮い立たせる感情体験。

 

そういう自分の心の感情を大切にしないで、無視して抑えてきていると、だんだん情熱も感じなくなっちゃうんだよね。そういう情熱が持てると信念や執着心も出てくる。

 

そして、物事を成し遂げるためには一定期間集中して取り組むことが必要になる。深く没頭して、探求して成し遂げていくという集中力。

 

今はスマホとかインターネットが発達して、情報量にあふれているし、すぐにコミュニケーションが取れるから、そういう集中して取り組むっていうことができにくくなっている。一定の期間集中するってことは、孤独力も必要だ。

 

できない理由を考えるんじゃなくて、できる理由を考えることも大切だよね。

 

 

まとめ

自分を客観的に、主観的に活用して、できる理由を考えていこう。

アラヒャク男性との魅力的なお話

私はお仕事でご高齢の方たちとよくお話する。

いろいろな方たちがいるけど、私が働いている土地柄か、上品な人たちが多い。

 

90代の元気でシャキシャキ歩く人たちもザラにいる。

 

いつもお話させてもらうんだけど、昨日は時代の流れに関して考えたのでそのことを書こうと思う。

 

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アラサーならぬアラヒャク(around 100)の素敵な男性。

アラヒャクだけど、意欲的でシャキシャキ歩いて、家事もこなし奥さんの面倒をみている。コミュニケーション能力にも長けている。

 

惚れちまうがなー 笑

 

その方が若かった頃とか、もちろん戦争に出兵した頃のこととかお話してもらうんだけど、話を聞いているとこの人の人生の流れの中で、ものすごく世の中が変わったんだと思う。

 

彼が若かった頃の平均寿命は50〜60歳くらいで、人はたいてい家で死に、人の生き死にが身近にあった。

 

テレビもないし、写真もなくて、生計を立てて生きるのに精一杯で休みなんて月に1回。それでも皆文句を言わなかった時代。

 

靴なんかなくて草履を履いていて、お金の価値は10円が大金だったという。

たぶん1円が今の1000円くらいのイメージかな。

 

今の人たちは甘いし、恵まれているよーってガハガハ笑って話す。

でも、情報量は全然少なくて世界は狭かったとのこと。

 

 

「そうですか〜。そしたら、アラヒャクさんの歳まで 私、ちょうど70年ありますねー・・・」

 

…って、すごいなって思った。私、”もう”アラサーだと思ってたけど、アラヒャクさんくらいまで生きたらあと70年もあるんだ。

 

アラヒャクさんの人生の中でこんなに世の中が変わったなら、わたしの人生の残りの時間でも、きっとものすごく変わるんだろうな〜。

 

きっと人間は空に浮いたり、バーチャルな存在にもっとなっていくだろうなってものすごい想像を膨らませた。

 

それに、70年あったらいろんなことができる気がしてきた。

同時に例えば今もし誰かと結婚したら、70年も一緒にいるんかーい。って感じた。

 

私も、100歳まで生きるつもりでいろいろやりたいこと、考えてみようと思う。

 

 

まとめ

 

人生は長くて短い。でもやろうと思えばたくさんできる。

物事を始める時に必要なこと

 

昨日たまたま会った人の話を聞いて、思った。

 

相談できるちゃんとした人を持つことって本当に大切だと思う。

 

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その人は30代の男性だけど、22歳の時に大企業の仕事を仲の良かった同僚と辞めて、起業しようとしたらしい。

 

 

でも、やりたいことも何も決まってなかったから、結局バイトを朝から夜まで仕事をして、お金を貯めて起業しようとしたけど、結局うまいいかず。。。

 

ネットワークに手を出したりして、かなり厳しい状態に陥ったとのこと。

 

そういう風にバイトをするなら、企業に勤めながら準備できるじゃん。

と思ってしまった。

 

本気なら、工夫すれば今すぐできることあるはずだし、何事も浅い気持ちで、自分で実際にやってみることもせず、浅く始めるってとてもリスキーだと思う。

 

私は、そういう時に、自分が尊敬するような、自分が憧れていて信頼できる人のアドバイスをもらうのが良いと思っている。

 

彼が、もし22歳の時に、ちゃんと信頼できる、実際に夢を実現しているような人に相談できていたら、違う人生になったんじゃないかなぁ、と思う。

 

儲かるからやる、とか、人が言ってるからやる、とか。そういうのは浅いと思う。

物事は深くやることが必要だと思う。これを本気でやりたいからやる。という気概が必要だと思う。

 

そのために、深く自分の人生を掘って、自分の可能性と特性と、好奇心にそってやってみて、失敗してみて、

 

そういうことを繰り返しながら、本気で深く物事に取り組むこと

 

そして、自分のメンターみたいな、相談できる人をもつことも大事だと思う。

結局自分や同じステージにいる人だけの判断だと、自分の立ち位置がわからない。

 

もちろん自分だけで深めることも必要だけど、ちゃんと自分より上のステージにいる人からアドバイスをもらえると、自分の方向性や立ち位置に気づくことができると思う。

 

それは自分と同じ分野の人じゃなくても良い。自分より先を行っている、ステージの高い人。

 

 

まとめ

物事は深く掘り下げる。自分よりもステージの高い相談相手をもつこと。

 

機嫌よくいることが、愛。

親が、パートナーが、大切な人が、望むことは、愛する相手が幸せになってほしいということ。

 

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そして、幸せな感情は周囲にいる人にも伝染する。悪い感情もしかり。

人間というのは共感する生き物だから、近くにいる人の感情状態に影響を受ける。

 

誰かがあくびすると自分もしたくなるし、目の前の人が笑い狂ってるとなんだか面白くなるし、悲しくて泣いている人がいれば、なんだかもらい泣きしちゃう。。。

 

人間は共感する生き物なんだ。そして、共感によって癒されたり、孤独感がなくなったり、つながりを感じたりする。

 

そこで、子どもが望んでいることは、親が機嫌よくいてくれること

愛情の伝え方がわからない人が、もしいたら、

これだけはいえる。

親が機嫌よく生きているだけで、機嫌よく接するだけで、子どもは安心する。愛情を感じる。

 

恋人や家族、大切な人間関係も、

相手が機嫌よくいてくれたら、自分もしあわせ。

 

 

まとめ

 

機嫌よくいることが、愛。

人間関係の第一原則

人との交流は、基本的に「快」を与えることで成り立っていると思う。

 

この人と一緒にいると、楽しいとか、しあわせだとか、面白いとか、一緒に何かできる、情報が入るとか。

 

「快」でなくても、共感できる、悲しみを共有できる、孤独を感じないとか、その人といる、ある意味メリットで成り立つ。

 

「家族」や「仕事」の関係性は社会的な関係性が出てくるからまた少し違うので、今回は一般的な人間関係について。

 

人は、基本的に自分に「快」を与えてくれる人を好きになる。

 

自分が相手に「快」を与えられているって思えることも「快」になる。

 

 

だって、会って嫌な気分になる人と何回も会いたいと、思わないでしょ?

 

人間関係は「快」を与えられる自分になることで、より良く変わる。

 

何回も会ったり交流することで、お互いにリラックスすることも、仲を深めるには大事なことだよね。

 

 

だから、感謝とか、愛情だとか、話を聞いてあげるとか、会話のキャッチボールとか、相手のためになることをやるとか、自分の好きだと思う人には「与えていく」ことが素敵な関係性を続けるのに重要。

 

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人間関係は「快」を与えられる自分になることで、どんどん良くなる。