アラヒャク男性との魅力的なお話
私はお仕事でご高齢の方たちとよくお話する。
いろいろな方たちがいるけど、私が働いている土地柄か、上品な人たちが多い。
90代の元気でシャキシャキ歩く人たちもザラにいる。
いつもお話させてもらうんだけど、昨日は時代の流れに関して考えたのでそのことを書こうと思う。
アラサーならぬアラヒャク(around 100)の素敵な男性。
アラヒャクだけど、意欲的でシャキシャキ歩いて、家事もこなし奥さんの面倒をみている。コミュニケーション能力にも長けている。
惚れちまうがなー 笑
その方が若かった頃とか、もちろん戦争に出兵した頃のこととかお話してもらうんだけど、話を聞いているとこの人の人生の流れの中で、ものすごく世の中が変わったんだと思う。
彼が若かった頃の平均寿命は50〜60歳くらいで、人はたいてい家で死に、人の生き死にが身近にあった。
テレビもないし、写真もなくて、生計を立てて生きるのに精一杯で休みなんて月に1回。それでも皆文句を言わなかった時代。
靴なんかなくて草履を履いていて、お金の価値は10円が大金だったという。
たぶん1円が今の1000円くらいのイメージかな。
今の人たちは甘いし、恵まれているよーってガハガハ笑って話す。
でも、情報量は全然少なくて世界は狭かったとのこと。
「そうですか〜。そしたら、アラヒャクさんの歳まで 私、ちょうど70年ありますねー・・・」
…って、すごいなって思った。私、”もう”アラサーだと思ってたけど、アラヒャクさんくらいまで生きたらあと70年もあるんだ。
アラヒャクさんの人生の中でこんなに世の中が変わったなら、わたしの人生の残りの時間でも、きっとものすごく変わるんだろうな〜。
きっと人間は空に浮いたり、バーチャルな存在にもっとなっていくだろうなってものすごい想像を膨らませた。
それに、70年あったらいろんなことができる気がしてきた。
同時に例えば今もし誰かと結婚したら、70年も一緒にいるんかーい。って感じた。
私も、100歳まで生きるつもりでいろいろやりたいこと、考えてみようと思う。
まとめ
人生は長くて短い。でもやろうと思えばたくさんできる。