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怒りをコントロールする5ステップ

ネガティブな感情、”怒り”のコントロールについて考えたいと思う。

 

 

人間は感情を持っているんだけど、みんな無意識にそれを扱ってるよね。

その感情に振り回されるか、うまく扱うかで、ものすごく人生の質が変わってくる。

 

だけど、感情のコントロールの授業なんて、受けてないよね。

こんなに大切なことなのに、個人の努力や能力に委ねられている。

 

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いろんなことが起こって、自分の思った通りにならないと、イライラしちゃう。人の失礼な態度だったり、自分の間違いだったり。

 

多くの人が経験していることだよね。

 

 

でも、外部の思い通りにならないことに自分の感情が振り回されていたら、せっかくの大切な時間や毎日がもったいない。

 

だから、その怒りの感情をできるだけ早く沈める方法をご紹介したいと思う。

 

1.自分が怒りの感情を持ったことに気づく

 まず、何かが起こって、イラっときた時に、自分が怒りの感情を持ったことを観察する。イライラしている自分に気づくことが第一で、もしかしたら、それは自分の体調が悪いとか、疲れているとか、自分に余裕がないから来るのかもしれない。

 

2.その物事が重要なことかどうかを考える

 例えば店員さんの態度が悪いとか、人がひどいことした、とか。

でも、そのことってあなたの人生に重要なことなのかな?

その店員さんが、その人があなたの人生にとって重要な人なのか。別に重要じゃなければ、怒ったってしょうがないよね。イライラする方が自分にとってマイナス。長い人生を考えたら、ものすごい些細なこと

自分より大きな物事を考えた方が良いかもね。世界で苦しんでいる人たちのこととか、自分よりももっと頑張ってる人たちのこと、宇宙の大きさとかまで。

 

 

3.リラックス・瞑想する

 怒りに限らないんだけど、感情が高ぶった時、緊張した時、不安な時、リラックスすることが感情を鎮めてくれる。体の状態からの感情へのアプローチ。

自律訓練法っていうリラックス法があるんだけど、それの応用を紹介する。

まず、呼吸をゆっくり、吐くことを多めに。

座れたら座って、背もたれに寄りかかって、目を閉じて、足の力、手の力、頬、頭、首の力、全身の力を抜く。全身のリラックス状態に目を向けることでだんだん落ち着いてくる。

 

4.許せた時、自分を褒めてあげる

イライラした状態に気づいて落ち着かせたことができた時、自分を心の中で褒めてあげる。「よくやったね、さちこ❤」みたいな感じで。

 

 

5.それでも怒りの感情が消えない時は

とりあえず、寝る。次の日、もしくは3日くらい置いてみる。時間が経つと、静まってくる。怒りの原因が対処可能なら、工夫して改善する。

 

 

イライラすることって、後から考えてみると、すっごい些細なことだったりする。バカバカしいことにイライラしちゃうことってあるんだよね。

些細なことじゃなくても、ネガティブな感情に振り回されることはあまり良い結果を生み出さない。

 

そんな時は、ゆるく自分を許してあげるんだけど、でも感情のコントロールの訓練だと思って、体から、考え方から気づく練習をして、あなたの許容量の幅を広げていこうね。

 

まとめ

イライラするだけ、もったいない。毎日の人生を豊かにするためにコントロールしよう。